インピーダンスミスマッチ

1つ上の記事、思いっきりタイトルにインピーダンスミスマッチって言葉使っておいて言うのもなんですが、個人的にはこの手の横文字は大嫌いだったりするんですよね。単語の元の意味が分からないまま“なんか難しい用語”として認識されちゃうのが嫌。
どう嫌かと言うと、「自分たちは難しい問題に立ち向かってるんだ」ってことを素人相手に誇示するためにわざわざ難しい言葉使って必要以上に難しく見せてる感じがするんで。「O/R 間の溝を埋める」よりも「O/R インピーダンスミスマッチを解消」って言う方がハッタリが効いて聞こえる。ハッタリかける側はそれでいいですけど、かけられた側からすると、必要以上に萎縮してその分野に歩を踏み入れられなくなりそうなのが嫌。
O/R インピーダンスミスマッチなんて、わざわざインピーダンスとか言わなくても、O/R ギャップとか O/R ミスマッチとかでも十分意図は伝わるんようなものですし。最初にインピーダンスミスマッチって言葉を使った人は、おそらくは電気工学か音響工学でもやってる人で、洒落たこと言ったつもりなんでしょうけど。