家事も覚えるし、マスオさん型二世帯でもいいから結婚したい

なんか、最近、はてなダイアリーフェミニズム議論が盛んなようで。

でも、その中でちょっと気になったのは、「仕事」と「恋愛・結婚」が相反するものというような議論のされ方が多いこと。僕としては、世の中に求めるのは、家庭に入ることを望まず仕事を選んだ女性でも結婚という選択肢捨てずにすむことなんですが。

子供が欲しいって気持ちは、自分の遺伝子を残したいっていう男女共通の、それどころか生物すべてに共通する本能でしょ。男だから・女だからとか、仕事するか家庭に入るかの違いなんて関係のないもの。もちろん、子供が欲しくないって人もいるだろうけど、それも男か女かは関係のない話。

キャリアウーマン好きの僕としては、「お前みたいな優秀な女が遺伝子残さないのは日本の将来にとって大きな損失だ」と口説いたりするんですけど。でも、女の子の側からすると、働き盛りのころに産休でしばらく仕事できなくなるのは嫌だし、毎日午前様な自分に子育てなんて出来る気がしないと。

そりゃ、生物学的に肉体の差がどうしてもあるから、完全に男女対等というのは現状で難しいとは思うけど。「自然分娩の必要なんてなくなればいいのに」とか絵空ごと想っても、その必要がなくなるのは何十年・何百年先か、待ってられるものではないし。現状では、男も家事手伝うとか、育児支援制度の拡充を求めるとか、そういう程度しかやりようがないのかなぁ。

あと、「女は、男と対等に扱われたいというくせに、結婚するなら自分よりも優秀な男がいいという」って意見もみますが、これに関しても、「自分より優秀」とかいうから話がおかしくなるんじゃないかと。優秀な遺伝子を残したいって気持ちは、これも生物の本能ですよ。むしろ、男の側が「自分より優秀な女の子にはちょっと抵抗が・・・」みたいなこと言ってる方が微妙。男女共に「少しでも優秀な相手がいい」というのが健全な姿だと思う。まあ、「美人がいい」とか「気立てのいい嫁が欲しい」とかも、ある意味優秀な血が欲しいってことだろうと思いますが。