マシン語論争

この日記書き始めた日の「おとなり日記」とかいうところに、プログラマー界隈で話題になってるマシン語論争が入ってる。
↓の記事を発端に、賛否両論飛び交ってるやつ。
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20070911/1189493767

この話題、趣味サイトの方の日記でもとりあげたんですけど、せっかくはてなダイアリーはじめたことだし、こっちでも触れてみようかと。(もう収束しかかってる話題にもかかわらず、空気読まずに書いてみる。)

まあ、こんなの、視点1つ変わっただけで結論違うんですけどね。例えば↓みたいに。

  • プログラマー的視点:まあ、知識はあるに越したことはない。抽象度の高い言語を使うにしても、低レベルなことをわかっているといいコードが書ける。
  • マネージャー的視点:人的資源は常に不足している。今は「ど素人がわずか数ヶ月の研修でプログラムを書く」時代ではなく、「ど素人にわずか数ヶ月の研修でプログラムをかかさなければならない」時代。そのためには、マシン語が必須なんて言ってられない。
  • 言語設計者的な視点:マシン語を意識しないと効率的なコード書けない言語は、利用者に優しくないダメな言語。

もちろん、それぞれの視点内でも議論の余地はありますけど。

  • プログラマー的視点2:知識はあるにこしたことないけど、マシン語なんて覚えるよりも、Agile開発の勉強とかした方が開発効率上がりそう。
  • マネージャー的視点2:マシン語教育は、ど素人をわずか数ヶ月の研修で1人前にするための近道だ。
  • 言語設計者的な視点2:低レベルなことを知らずに言語設計なんてできるか。

まあ、肯定派と否定派のどっちの肩持つ気もないんですが。とりあえず、言いたかったことはいろんな視点で見てみると、また意見も変わるかもと。